虫好き息子の観察日誌

誰に似たのか!?日々マニアックに育っている息子たち(小4、小1、2歳)との日々の記録。

虫好きの子供のための年間スケジュール(春編)

我が家で実践した、虫関係の実施記録&メモ、春編です。
来年の自分用のメモ(息子達を誘うため)ですが、虫好きの子をお持ちの親御さんにも役立つ・・・かも?
  春は虫たちが活動を始め、それに伴い、うちの息子達もソワソワし始める時期。 「うごめく」は、漢字で書くと「蠢く」。虫好きの息子と生活していると、なんてわかりやすい漢字なのかと、ちょっと感動しました。

3月

ナナホシテントウの観察と飼育

3月末頃に成虫が冬眠から目覚めて活動を始めるので、観察のチャンス!
  • 成虫を飼ってみる →2019/04済
  • 卵から幼虫を育ててみる →2019/03済
  • シーソーを作って試してみる

 【結果メモ】

  • 長男と次男が、てんとう虫をよく見つけるようになった。
  • 我が家の塀に幼虫や蛹がついていることに気が付き、よく観察するようになった。(今までは気が付かなかった)
  • 羽化の様子をしっかりと観察できた。
  • 長男(小2)は、幼虫や蛹の状態で、ナナホシテントウナミテントウが分かるようになった。(見慣れると確かに全然違う!)
  • アブラムシ(餌として観察)が脱皮すること、最終的には羽化することを知った。
  • ヒメカメノコテントウ等、他のてんとう虫にも興味を持ち始めた。
 
【結果メモ、お世話編】
  • 幼虫一匹くらいなら良いが、卵からだと20〜30匹くらいになるので、ある程度成長した幼虫のお世話が地味に大変。
  • アブラムシの安定供給が必要。
  • アブラムシは隙間から逃げ出すので注意。
  • アブラムシも脱皮して、それで意外とケースが汚れる。
  • 成長した幼虫はそれなりにグロテスクで、フンも多いのでケースの掃除も大変。
  • 孵化→蛹化が2週間くらいとまぁまぁ短いので、なんとか頑張れる?
  • 羽化は親子共々凄く楽しめたのでおすすめ。
  • 可能なら蛹からの観察でも良いかも。
  • 身近さからすると、結構オススメ。

4月

ナミテントウの観察と飼育

ナナホシテントウより後に出てくるのか?4月まで見つからなかったのでここで。
この時期はアブラムシの採取にも苦労しないのでおすすめ。
我が家周辺では、5月中旬から急にアブラムシが消えました・・・。
  • 成虫を飼ってみる
  • 卵から幼虫を育ててみる →2019/04済(幼虫から)
  • 色々な模様を探してみる →2017年頃から継続中
  • 模様の遺伝の法則調査→2019/04本では確認済、実践はまだ
 
【結果メモ】
  • ナナホシテントウナミテントウは出てくる時期が違うかも?と親子で話した。→てんとう虫の種類を図鑑で見るきっかけになった。
  • 次男(年中)は、色々な模様のものがいることを知った(母と長男は既知)
  • 遺伝のことを知るいい機会になるかも!(長男と、違う柄で結婚したらどうなるのかな?と話したが、実践はできず・・・)
 
【結果メモ、お世話編】
 

5月

カブトムシの蛹化

幼虫を飼育している場合、ここからが勝負!
  • 事前に土交換などのお世話をしっかりさせて、蛹化の話をする →2019/04、5済
  • 蛹化を観察させる →2019/05済
 
【結果メモ】
  • やっぱりカブトムシは子供が喜ぶ
  • 瓶越しに意外とよく見えるので、観察しやすい
 
【結果メモ、お世話編】
  • 腐葉土の入手(結構高い)とフンの処分に意外と困る。
  • 幼虫がグロテスク・・・。私は慣れたが、苦手な人にはかなり厳しいと思う。
  • 土の交換が意外と大変。
  • 庭で作業していると、通りがかりの人によく声をかけられて、虫仲間ができる(笑)

 ヤゴの観察と飼育

この頃から採取しやすくなる?
羽化も近いので、この頃からが良い?
  • とにかく採取して、飼育してみる →2019/04済
  • 羽化を観察する
  • 小学校のプール掃除でもチャンスはあるかも
 
【結果メモ】
  • 今まで、川遊びでは魚やカニばかりでヤゴに見向きもしなかったが、ヤゴをはじめとする水生昆虫にも興味を持ち始めた。
  • 意外と採取しやすく、飼いやすい。餌やりもできる。
  • 「動かさないと食べない」というのが、子供にとって新鮮だった様子。
  • トンボは種類も多いので、しっかり楽しめそう。
  • ヤゴからトンボの種類を調べるのが、調べ学習として楽しんでできる。
【結果メモ、お世話編】
  • 水換えは意外と要らないが、餌やりが多少手間
  • 羽化の時期が分かれば、なんとか頑張れるかも?
  • 羽化は感動しそう!親の私も楽しみ(笑)

トノサマバッタの幼虫の飼育と観察

早ければ5月中に、羽化まで観察できる?!
  • 幼虫の採集と飼育 →2019/05済
  • 羽化の観察 →2019/05済
【結果メモ】
  • 羽化で子供たちが大喜び!
  • イネ科の植物(餌)の見分けがつくようになった
  • 羽化は秋じゃないの・・・?図書館で調べるネタが増えた
【結果メモ、お世話編】
  • 餌の入手、掃除が楽で良い。(フンは多いが、乾いてるので簡単)
  • 脱皮も観察できて、見応えあり。
  • 大きめの幼虫なら、羽化まで短時間で済む
とりあえずはこれくらいで。
順次見直していきます!